皆さん、毎日「ご機嫌」に過ごせていますか?
日頃のブログでは、もん太との療育ライフや家計術、メンタル維持の工夫についてお話しすることが多いのですが、今回は仕事先で起きた「ある出来事」をきっかけに考えた、「障がいのある子を育てる『親同志の理解』と『周囲の理解』」についてお話しさせてください。
先日、私が仕事の関係で障がいのあるお子さんをお持ちの方と関わった際、「配慮が足りない」というご指摘をいただく機会がありました。
仕事先で受けた指摘と、胸に刺さった「理解不足」の言葉
ご指摘いただいた内容自体は非常にごもっともで、私自身も深く反省させられる部分がたくさんありました。
ただ、その時に自分の中で一番ショックだったのは、私自身が障がいのある子どもを育てる親でありながら、同じように障がい児を育てる親御さんから「理解がない」と思われるような接し方をしてしまったことです。
振り返ってみると、仕事を進める立場としての配慮と、家庭で障がい児を育てる親としての配慮には、視点や感覚に大きな違いがあるのだと痛感させられました。
障がい児を育てる親という「同じ属性だから分かっているはず」、「私と同じように、こう感じているだろう」という思い込みの危うさを改めて教えられた出来事でした。
悩みのステージや種類は全く違う
そもそも「障がいのある子どもがいる家庭」と一言で言っても、その置かれた環境は実に様々です。
身体障害、知的障害、精神障害、発達障害(グレーゾーン含む)といった障害の特性や種類、能力も違えば、ひとり親家庭なのか、近所に祖父母(じいじ・ばあば)が住んでいて協力が得られるのか、きょうだいがいるのかによっても、悩みの深さや困り感も全く異なります。
実は、もん太が今の支援学校に入る前、療育園に通っていた頃に、年に1回お父さん同士の懇親会が開催されていました。
当時の私は「同じ悩みを持つパパ同士、分かり合えるかもしれない♪」と期待して参加したのですが、実際に話してみると困っている部分が全く違っていました。
我が家のように、子どもが襲いかかってきて手や顔が引っかき傷だらけになったり叩かれたりして困っている話をする人はおらず、「最近言葉が出てきた」という話を聞いて、むしろ肩身の狭い思いや居心地の悪さを感じてしまいました。
「我が家ほど睡眠障害や他害がひどい家はないんじゃないか……」「他のお父さんたち、そんなことで愚痴言っているの?」と、悩みのステージや考え方が合わない人たちと無理に付き合うことに、すっかり疲れてしまった経験があります。というか、今もそうです。中学校や高校の同級生に「久しぶりに会おう!」とか言われても、子育てのことで気を使われるのもめんどくさいですし、「そんなことで文句を言ってんじゃねぇよ」みたいに感じることも多々あるので、今の私の精神衛生上、こうしたお付き合いは控えた方が良いと感じています。
皆さんもこうした経験や感情を抱いたこと、少なからずあるんじゃないでしょうか?障がいの有無にかかわらず、人と比べ始めると本当にキリがないんじゃないかと思います。
「理解されて当たり前」は危険信号?心が孤立しないための防衛術
今回の出来事を通して痛感したのは、「同じ障がい児を育てる親同誌であっても、お互いの状況や感じ方は人それぞれ違う」ということです。完全に理解してもらうことなんて不可能だと思った方が良いと思います。
自分が障がい児を育てていてどれだけ大変であっても、「こんなに大変なんだから理解してくれて当たり前」「なんで分かってくれないんだ」と支援者や学校・園などに、正論を強く主張しすぎてしまうと、周囲の想像力が追いつかず、かえって孤立してしまう恐れがあります。
私自身も、過去にイライラが募った時期があり、友人や職場、身内に対して「この人とは絶対合わない」と感じた瞬間に、ガラガラと「心のシャッター」を閉めて話をシャットアウトしてしまうことがありました。
自分の身を守るためにはそうした対処も必要な場面がありますが、強くシャッターを閉めすぎると、自分自身が孤立してしまい、必要な支援の手が届かなくなってしまうというリスクもあります。
だからこそ、理解してくれない相手を責めるのではなく、「この人は私の話を聞いてくれる」という人を見つけ、その方や周囲の方が「助けてあげたい」と思ってくれるような発言や振る舞いをしていくことが大事なんじゃないかなぁと思いました。私の場合は同年代の友人やパパ友やママ友などではなく、学校の先生や事業所の方、市役所の方なのですが(笑)
まとめ:同じ視点を持つ仲間と、無理のない距離感で
周囲と全く同じ感覚を持つ人を見つけるのは、本当に難しいことです。
私がこのブログで発信を続けている理由も、場所に縛られずに共感し合える仲間を見つけたいからです。 日常の周囲ではなかなか話が合わないと感じていたからこそ、過酷な状況の中でもメンタルを保ちながら前向きに生きていくライフハックや視点を共有できる仲間と出会えればいいな、と思ってブログを書いています。
完璧な理解を周囲に求めるのではなく、「人それぞれ置かれた環境も感じ方も違う」という前提を持ちながら、素直な気持ちで発信を続けていきたいと思っています。(なんなら、私よりも過酷な療育生活を送っている方も大勢いらっしゃると思いますし、、、)
皆さんも、周りとの温度差や理解のなさについて疲れてしまった時は、無理に合わせようとせず、まずは自分自身のメンタルを守ることを一番に考えてみてください。
以上、とりとめのない話でしたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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