車内での激しい他害格闘の末に、ドラレコ配線が引きちぎれた日

体験談

自閉症を抱える息子・もん太の他害に頭を悩ませる日々が続いています、、、
最近は特に他害の勢いが激しく、私自身、精神的にも身体的にも苦しい日々を過ごしているところです。

これまでは、私への引っかき傷や叩きといった「身体的なダメージ」が中心だったのですが、先日、ついに我が家を揺るがす「物理的な破損」が始まってしまいました。

今回は、そんな我が家の朝のドライブ中に起きた激しい攻防と、ショッキングな物損事件のリアルについてお話ししたいと思います。

朝のドライブという「定番のルーティン」に潜む罠

我が家の朝は、もん太のルーティンから始まります。

朝起きて、トイレに行って、チョコスティックパンを食べて、さらにおやつを少し食べる。これがもん太の朝のルーティーンです。そこまではとても穏やかで良い時間なのですが、食べ終わるといつも決まったパターンが訪れます。

もん太が自分で「ドライブに行きたい!」と、いつもの絵カードを指し示してドライブを要求してくるのです。

私がもん太を車に乗せて外に連れ出し、その間に妻が家の中の片付けや支度を済ませる。これが、我が家の忙しい朝を乗り切るための、いつもの役割分担になっています。

自分でドライブに行きたがるのだから、車内ではさぞかし機嫌よく過ごしてくれるのだろう……と思いきや、現実はそう甘くありません。もん太は自分で希望したはずのドライブ中に、なぜかイライラしてしまうことが多いのです。

助手席への脱出と、車内に持ち込まれる「タオルのこだわり」

不思議なことに、妻が運転しているときには、もん太が妻に襲いかかるようなことはありません。しかし、私が運転席に座ると、なぜか、もん太のイライラが顕著に現れます。

始めは後部座席に乗せるのですが、走り出してわずか100メートルほどで、シートベルトをすり抜けて助手席に乗り出してきます。(これも決まったパターンです)
助手席に移ってからは、ちゃんとシートベルトを締めて座ってくれるのですが、メンタルのざわつきが伝わってきます、、、

さらに最近、もん太の中で「隙間に物を押し込みたい」という衝動(こだわり)が生まれています。

家の中でも、テレビの横の隙間などにタオルや座布団をギュッギュッと押し込む行動が見られるのですが、これが車内でも始まってしまったのです。

もん太は車に乗る際、お気に入りのタオルを持ち込みます。そして、運転している私の背中とシートの隙間に、そのタオルを一生懸命に押し込もうとするのです。

当然、私は運転中ですので、ハンドルを切ったりアクセルやブレーキを踏んだりするたびに肩甲骨が動きますし、車が揺れればタオルの位置もずれてしまいます。

  • せっかく押し込んだのに、位置がずれてしまう
  • 自分の思った通りの位置に、タオルが固定されない

これが、もん太のイライラを爆発させるトリガーになってしまいます。何度も押し込もうとしては上手くいかず、思い通りにならないイライラから、すぐに私に向けて手が伸びてくるのです。

ちなみに、これは特別な日の光景でなく我が家の日常です、、、笑

運転中の5分間の格闘、そして翌朝に気づいた悲劇

先日の朝のドライブは、まさに命がけでした。

タオルの位置が定まらずにパニックになったもん太が、助手席から私の体に向けて両手で激しく襲いかかってきたのです。

私は右手でハンドルを握り、左手で必死にもん太の攻撃を防ぎながら車を走らせました。爪を食い込ませるようにして向かってくるもん太を左手でいなし、なんとか車をコントロールする。時間にして5分ほどの格闘だったと思いますが、運転中の格闘は本当に一歩間違えれば大事故につながる、冷や汗ものの時間でした。

なんとか無事に家に帰ってくることはできたのですが、本当の悲劇に気づいたのは、翌朝のことでした。

次の日、また朝のドライブに行こうと車に乗り込み、エンジンをかけました。いつもなら「今日は〇月〇日です」と喋ってくれるはずのドライブレコーダーが、なぜか沈黙しているのです。

おかしいなと思って足元を覗き込んで、私は言葉を失いました。

なんと、ドライブレコーダーと繋がっている電源コードが、足元で完全に引きちぎれていたのです。

おそらく、前日の車内での格闘の最中、私かもん太の足がコードに引っかかり、お互いの強い勢いによって引きちぎれてしまったのだと思います。これまでは私の身体が痛むだけで済んでいましたが、ついに車内の設備という物理的な破損にまで発展してしまいました。

まとめ:これからの対策に向けて

今回壊れてしまったドライブレコーダーは、実は保険会社さんからレンタルしているものです。ただでさえ忙しい日々のなかで、保証の手続きや対応という「余計な手間」や「無駄な労力」が増えてしまったな……と、正直なところ少し暗い気持ちになってしまいます。

もん太が、自分のやり場のないイライラやしんどさを、叩くことや爪を立てる、あるいは物を壊すといった方法以外で表現できるようになってほしいと、切に願うばかりです。

幸い、近いうちに学校での懇談会が予定されています。

担任の先生や専門の先生方に、この車内での様子や他害の現状を詳しくお話しし、何か新しいアプローチや、解決に向けた良いヒントがもらえないか相談してみるつもりです。

毎日が試行錯誤&困難の連続で、心がポキッと折れそうになることもありますが、焦らず一歩ずつ、もん太に伝わる方法を探していきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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