「明日からできる」視覚支援のスモールステップ

療育術

皆さんのご家庭では「視覚支援」に取り組まれていますでしょうか?

「スケジュールボードや絵カードを作らなきゃ!」「カードを全部ラミネートして、裏に磁石を貼って……」なんて、準備の段階で白目を剥いて(=_=)
………結局手付かずになっていませんか?笑

我が家のもん太も、今ではそれなりの形になっていますが、ここに至るまでは失敗と試行錯誤の連続でした。

今回は、かつての私のように「準備が重荷で一歩が踏み出せない」という方へ向けて、「明日から、いや今日からできる」気楽な視覚支援の始め方をお話しします。


1. 完璧主義が最大の敵!「まずはハマるか試す」でOK

以前の私もそうだったのですが、視覚支援というと「しっかりしたボードに、綺麗なイラスト入りのカード」という完成形をイメージしがちですよね。

でも、ちょっと待ってください。 「せっかく苦労して作ったのに、全く効果がなかったら……」 そう思うと、準備の労力が怖くて動けなくなっちゃいますよね(その気持ち、痛いほどわかります!)。

私自身の経験から言えば、最初から成功を目指す必要はありません。 というか、成功することの方が稀です。
まずは「効果があるかな?」と実験するくらいの気軽な気持ちで、手書きのイラストや自分で撮ったスマホの写真を見せるだけでも十分だと思います。

2. 我が家の失敗談:壁が針穴だらけになった「迷走期」

今のスタイルに落ち着くまで、我が家は3〜4回ほど形を変えています。

最初は100均のホワイトボードを買ってきて、絵カードはマジックテープで固定していました。
ただ、壁にかけようと紐を使えば、カードを剥がす際にボードがガタガタ浮いてしまうという欠点がありました。
そこで、針の長い強力な画鋲で無理やり壁に固定したところ、初めは良かったのでうすが、マジックテープが剥がれる際の力で段々と針がグラついてきてしまい、何度も指し直すうちに家の壁が針穴だらけになるという悲劇に見舞われました(涙)。

結局、今の正解は「壁に直接貼れるホワイトボードシート」を貼り「カードの貼り付け方法を磁石にしする」というスタイルに落ち着きました。
これならグラつくこともないし、磁石もくっつきます。 「最初からこれにすればよかった!」と思うこともありますが、こういう失敗を繰り返して、ようやく「自分や子どもに合ったスタイル」が見えてくるものなんです。

3. 「めんどくさい」は生成AIに頼る

視覚支援を続ける上で一番のネックは、やっぱり「カード作り」の面倒くささですよね。

PCで画像を探して、パソコンやプリンター、ラミネートなどの機材をネットで探して……。 「そんな時間、どこにあるんじゃい!」と叫びたくなります。

最近の私は、この「探す」「選ぶ」といった作業に生成AI(GeminiやChatGPTなど)をフル活用しています。
絵カードを作ろうと思っても、なかなか思うような情景が無いものについても、生成AIにお願いすれば、それなりに要望どおりのものを作成してくれます。(指示のコツがいりますが)
また、予算や用途を伝えれば、おすすめのアイテムや効率的な方法をサッと提案してくれるので、検索迷子になる時間を大幅にカットできます。

賢く時短して、浮いた時間で少しでも一息つきましょう。


まずは「1枚」から、そして「気長」に

色々とお話ししましたが、一番大切なのは「親が疲れ果てないこと」、そして「お子さんの変化をまず実感してみること」です。

最初から立派な絵カードやスケジュールボードを作らなくて大丈夫です。 まずは、今日から手書きやスマホの写真で絵を1枚見せてみる。それで「あ、意外と伝わってるかも?」という成功体験を感じられたらOKです!
そこから少しずつアップデートしていけば良いと思います。

ちなみに、個人差もあると思いますが、お子さんが絵カードと行動や物事が結びつくのには時間がかかります。少なくとも、1週間程度はトライしてみるのをオススメします。また、その時はハマらなかった支援方法が、半年後にはハマるなんてこともあるので、一度挫折をしても、思い出した頃に試してみるのもオススメです。

試行錯誤の過程も、いつか笑えるネタになる……と、思います(笑)。 少しずつ、親子で楽になれる方法を探していきましょう!

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