【療育の悩み】スケジュール表を勝手に改ざん?専門家に教わった「シレっと戻す」対処法と根比べのコツ

家計

最近は、家族の体調不良が重なったり、もん太(自閉症の息子)の睡眠がなかなか安定しなかったりと、バタバタした日が続いていました。

そのため、「こうやって療育に取り組んで上手くいきました!」といった具体的な発信があまりできていませんでした(笑)

もちろん、日常の中で何もしていないわけではありません。例えば、ご飯の時の動作で「嫌だ」「いらない」という拒絶の意志表現を身につけてもらうために新しいカードを作ってみたりと、スモールステップでの試行錯誤は日々繰り返しています。ただ、なかなか目に見えた大きな効果が出にくいのが難しいところです。

そんな中、先日参加した学習会で専門の先生とお話しする機会があり、「あ、これはすごく参考になるな!」というアドバイスをいただきました。

今回は、わが家でずっと困っていた「スケジュール表を勝手に剥がしちゃう問題」と、先生に教わった目からウロコの対処法についてシェアしたいと思います!

スケジュール表を勝手に剥がす?わが家で起きていた困りごと

このブログでも何度かお伝えしてきたのが「スケジュール表」を使った視覚支援です。今日や一週間の予定や手順が視覚的にわかることで、もん太も見通しが立って安心して過ごせるようになるため、我が家ではとても大切にしている取り組みです。

しかし、ここ1年弱ほど、ちょっと頭を悩ませる行動が目立つようになっていました。

それは、もん太がスケジュール表のカードを自分で勝手に剥がして、自分の好きな予定だけにしてしまうことです。(我が家では「スケジュール改ざん」と呼んでいます、、、笑)

例えば、「歯磨き」のカードなんかがよく剥がされていました。ただ、もん太の場合は「お風呂に入ったら次は歯磨き」というルーティン自体は体で覚えているため、カードを剥がしたからといって歯磨きを拒否するわけではありませんでした。しっかり順番通りにやってくれていました。

そのため、私も妻も「まあ、ちゃんと歯磨きできているし、いいか、、、」と軽く受け止めてしまい、これまでしっかり専門家に相談する機会を作っていませんでした。

ですが、このまま放置して他のスケジュール学習に支障が出たら困るなと思い、先日、学習会の際に先生に様子を細かく伝えて相談してみました。

先生のアドバイス:目の前で止めず「シレっと戻す」が正解

先生に状況をお話ししたところ、結論から言うと「それはやめさせた方がいいですね」という回答でした。

理由としては、上から順番にスケジュールをこなすというテンプレート自体が崩れてしまう恐れがあるためです。

また、どう対応するかについても具体的なアドバイスをいただきました。通常であれば本人が嫌なカードを剥がそうとしている時に、目の前で「ダメだよ」と制止する方法ですが、この対応だと、不快感からパニックを引き起こしてしまうリスクがあります。

かといって放置してしまうと、スケジュール表の「上から順番にこなしていく」という基本的なルールやスタイルが身につかなくなってしまいます

そこで先生が提案してくださったのが、「本人がカードを剥がしてもその場では止めず、立ち去った後で見つからないようにシレっと元に戻しておく」というアプローチです。

直接対決をして本人をイライラさせるのではなく、本人が見ていない隙にすっと貼り直しておく。この作戦なら、パニックを防ぎつつ、スケジュールのルールを保つことができます。この話を聞いて「あ、これはまずいぞ」と焦った私は、その日から意識してカードをシレっと戻すようにしています。

相変わらず、スケジュールを剥がす行動がありますが、本人が受け入れて放置している時もあります。根競べみたいなものですが、こちらもしつこく対応していこうと思います(笑)

選択肢を減らさない!「根比べ」で自発性とQOLを高める

スケジュール表の運用と並んでよく大切が言われるのが、本人に選択肢を与えて「自分の意思で選ばせる」ということです。

障がいの有無に関わらず、「今日はこれしかやることがない」と決めつけられてしまうと、どうしても「やらされ感」が出てきて日常がつまらなくなってしまいますよね。

「お散歩に行く」「動画を見る」といった選択肢が用意されていれば、本人がやりたい時に意思表示ができ、QOL(生活の質)の向上にもつながります。

わが家でも、もん太が選べるように以下のようなカードを8種類ほど用意しています。

  • お散歩に行く
  • 近所のおじいちゃんちに行く
  • 動画を見る
  • シャボン玉をする

ただ、最近のもん太はこの中で「お散歩」と「おじいちゃんちに行く」の2種類くらいしか選びません。それどころか、お散歩に行く気分じゃない時は、カードを自分で「おしまいボックス」に片付けてしまいます。

結果として、せっかく用意した選択肢なのに、掲示板には2〜3枚しか残っていないという不思議なフォーメーションになっていました(笑)

これも「まあ本人の気分だし、いいか」と思っていたのですが、先生からは「いつでも選べる状態にしておくことが大切」とご指摘を受けました。

たとえ、もん太がカードを勝手に片付けてしまっても、諦めずに根気よくカードを貼り出し直してあげる。スケジュール表と同じく「根比べ」ですが、選択肢を常に提示し続けることが大切なのだと教えていただきました。

まとめ:焦らず基本に忠実に「シレっと作戦」を続けていきます

今回は、スケジュール表のカードを剥がしてしまう問題と、専門の先生に教わった対処法についてお話ししました。

先生に相談してからまだ日は浅いですが、今はとにかく基本に忠実に、もん太に見つからないようシレっとカードを戻す作業を繰り返しています(笑)。

療育の取り組みは、すぐに目に見える効果が出ないことも多く、途中で「これで合っているのかな?」と不安になることも多いです。ですが、困ったときは一人で抱え込まず、専門家に相談しながら少しずつアプローチを修正していくことが大切だと実感しました。

もし同じように、スケジュールの運用や絵カードの扱いでお困りのパパさん・ママさんがいらっしゃいましたら、ぜひ「シレっと戻す根比べ作戦」を試してみてくださいね。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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