障がいのあるお子さんを育てていると、毎日が怒涛のように過ぎ去り、自分の時間や趣味なんて後回しになりがちではないでしょうか。
今回は、ちょっと療育の話からは逸れる「番外編」のような内容なのですが、私自身にとって非常に大きな心の変化と発見があったので、ぜひ皆さんに共有させてください。
先日、次男のもん太がショートステイを利用できるタイミングがあり、妻と長男のぽん太も妻の実家へ泊りに行くことになり、思いがけず「まとまった自由時間」ができました。そこでふと、「昔ハマっていた趣味の麻雀を久しぶりにやりたいな…」という思いが湧き上がってきました。
ただ、「こんなことに時間を使って良いのだろうか(もっと有益なことがいっぱいあるのに、、、)」「昔みたいに依存的にハマってしまったらどうしよう」というような罪悪感や不安が頭をよぎりました。
そんな私の背中を押し、心をすっきりと整理してくれたのが、普段から活用している生成AI(Google Gemini)でした。
職場の同僚か、遠くのフリー雀荘か…葛藤と「AIカウンセラー」への相談
もん太が生まれてからというもの、環境的にも時間的にも、麻雀のような趣味からはすっかり遠ざかっていました。麻雀を最後にやったのは約7年前です。
「そもそも、こんなことに時間を使って良いのか?」という疑問をAIに相談したところ、「間違いなく、麻雀をやった方が良い」との返答でした。主な理由としては、「ショートステイは親がリフレッシュするために使うもの」ということでした。
AIに背中を押してもらった私は、どうやって麻雀をやろうか、2つの選択肢で激しく悩みました。
- 選択肢1:近場の職場の同僚と打つ メリットは移動が楽で気楽なこと。しかしデメリットとして、普段から「家庭や療育が大変だ」と話している手前、職場の人に「麻雀に行く余裕があるんだ」と見られてしまう懸念という心理的ハードルがありました。
- 選択肢2:ちょっと遠くのフリー雀荘(一人で店に行き、知らない人と打つ)へ行く メリットは誰にも気を使わず完全にリフレッシュできること。しかし、片道1時間半ほどの移動時間がかかる上、ゲーム代もかかり、強者たちに囲まれて負けるリスク(=お金がもったいないと感じるリスク)がありました。
ちなみに、オンラインという選択肢も思い浮かびましたが、初心者レベルからスタートしないと強い人と対戦が出来なかったり、「もう勝てない」という人が通信切断をするということもしばしばあり、「真面目に麻雀をやる人と対戦したい」という思いから、オンラインは選択肢から外しました(笑)
こうした悩みを誰かに相談しようにも、障がい児の育児と仕事と家計管理に関して全てを理解した上で、適切なアドバイスをくれる知人なんて周りにはいません。
そこで私が頼ったのが、Googleの生成AI「Gemini」です。
私はGeminiに対して、「あなたは優秀な精神科医です。これから私の相談に乗ってください」とプロンプト(指示)を入力し、カウンセラーになってもらって思いをすべて吐き出してみました。ちなみに、音声入力が非常に優秀なので、通勤途中のドライブ中に喋りながら相談をしましたが、かなりの精度で聞き取ってくれました。
AIが教えてくれた「罪悪感を捨てる」ための3つの視点
私は日頃から仕事だけでなく生活のことなど、様々なことをAIに相談しています。そのため、AIも生活状況や私の価値観をある程度、理解してくれています。なので、返ってきたアドバイスも、かなり的確でした。
AIと相談した経過とポイントは以下のとおりです。
- 気遣い不要の「完全なリフレッシュ」を選ぶべき AIの答えは「間違いなくフリー雀荘に行くべき」でした。今回の目的はショートステイを活用した「リフレッシュ」です。いくら移動が楽でも、同僚に気を使ったり周囲の目を気にしたりしては意味がありません。ゲーム代についても「テーマパークに遊びに行くのと同じ娯楽費と割り切ればいい」と言われ、一気に見通しが開けました。
- 昔のような依存状態には絶対に戻らない 大学時代、365日中350日ほど麻雀に没頭していた過去がある私は、「一度タガが外れたら、また昔みたいに依存してしまうのでは…」と恐れていました。しかしAIは、「今のあなたには朝4時45分に起きるルールや家庭の責任があり、生活習慣が確立している。当時とは置かれている環境が違うため、依存する心配はない」と断言してくれました。
- 趣味を楽しみたいのは「心が正常なバランスを取り戻した証拠」 一番ハッとさせられたのがこの点です。私は「生産性やQOL向上ばかりに追われていた反動で、脳がSOS(逃避行動)を出しているのでは?」と心配していました。しかしAIは、「今まで余裕がなさすぎて生産性ばかり考えていた思考回路から、精神が正常な方向へ動き始め、心にゆとりができた良い変化です」と言ってくれたのです。
「子どもを預けて麻雀に行くなんてダメ親なんじゃないか…」という後ろめたさが、AIとの対話によって「これは自分を整えるための健全なリフレッシュなんだ」という自信に変わっていきました。
7年ぶりの麻雀へ!実際にいってみて感じた自分の変化
AIからのアドバイスを受けて腹をくくった私は、相談経過なども妻に見せ、夫婦で納得のうえで片道1時間半かけて麻雀遠征を実行しました(笑)
妻も快諾してくれ、「私もAIに相談してみようかな」と言っていました。
結果として、成績も良く日常を離れて没頭できリフレッシュできたのですが、それ以上に「過去の自分からの変化」に自分自身で驚くことになりました。
昔なら勝っても負けても「もう一回やりたい!」などと興奮してドーパミンが出まくっていたはずですが、今回は終始冷静でした。座りっぱなしで首が痛くなってきた夕方5時頃、「よし、今日はここらへんで切り上げよう」と、驚くほどスパッとやめることができたのです。
未練や悔いは一切ありませんでした。
「明日も朝4時45分に起きて自分のルーティンを守りたい」 「帰ってから家事もやりたいし、健康のために運動もしたい」
自分の中で本当に大切にしたい「規則正しい生活」や「健康」という軸がしっかりと上書きされていたため、欲求に飲まれることなく、程よい余力を残して帰宅することができました。
我慢していた欲求のダムを破裂させることなく、安全にガス抜きができた素晴らしい体験となりました。
余談ですが、私はタバコを吸わないので、雀荘で散々浴びた副流煙が服に染み込み気持ち悪くなりました。また、麻雀中は座りっぱなし。帰りの運転もシルバーウィークの渋滞に巻き込まれ、腰や肩こりが凄かったです。20代の頃は全然平気だったのですが、、、身体の衰えを感じました(笑)
自分時間を大切に。悩んだらAIに吐き出してみるのもオススメ
今回の件を通して実感したのは、育児や療育で息が詰まりそうになるからこそ、「自分の時間」や「趣味の時間」を罪悪感なく大切にすべきだということです。
環境や価値観が変われば、昔と同じ趣味でも捉え方や付き合い方も変わってくることもあります。一番後悔するのは「あの時、〇〇しておけば良かった」だと思います。今回の私は、少なくとも「あの絶好の機会に麻雀をやっておけば、、、」と悔やむことはないです(笑)
また、家庭のことや療育のことで周りに相談できる人がいなくて悩みや孤独を感じている方は、ぜひ一度「生成AIにカウンセラーになってもらう」という方法を試してみてください。
時間や気を遣うことなく、24時間いつでも自分の頭の中を整理してメタ認知する手助けをしてくれます。
毎日頑張っているパパさん、ママさん。たまには自分の「やりたいこと」を自分に許可してあげて、心を整えていきましょう。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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