事故寸前…!車内での激しい他害と、私が痛感した「防御」の甘さ

体験談

今回は、お迎えの車内で起きた、本当に「事故寸前」の生きた心地がしなかった恐怖の20分間についてお話しします。

そして、日頃からブログで他害対策を発信している私自身が、いかに油断していたかという猛省、そしてこれから徹底する「夏の他害防御策」について共有させてください。


1. 最近のもん太の様子と、不穏な空気

ここ最近、我が家のもん太はかなり荒れ気味の日々が続いていました 。夏休みの影響か生活リズムや睡眠サイクルも乱れていて、朝の4時ちょっと過ぎに起きてしまうこともポロポロと出始めていたのです。

朝活をしている私よりも先に目覚めるなんて日もあり、おそらく、もん太自身も寝不足からかメンタル的にかなり不安定で、他害行為が目立つようになっていました。

そんな中、私が職場での残業を終えて、夕方にもん太を預かってくれている施設へお迎えに行ったときのことです。

いつもなら、私を見つけると「ニコッ」として玄関までダダダッと駆け寄ってきてくれるのですが、その日は明らかに様子が違いました。 最初からイライラが爆発しており、お世話になっていた先生たちに対しても、怒りながら手をバンバン叩いて襲いかからんばかりの勢い。

私に対しても、最初から爪を立てて襲いかかってくるため、とても手を握れる状態ではありません。なんとか手首のあたりを掴んで手を繋ぎながら、車まで誘導しました。


2. 生きた心地がしなかった20分:対向車・ガードレール激突寸前の蛇行運転

車に乗せて走り出す瞬間から、さらなる危機が始まります。

駐車場の出口を出ようとしたとき、私たちの車の前を若いお兄さんたちがゆっくり、ゆっくりと歩いていました。 なかなか車を出せずにいると、助手席のもん太のイライラが限界を突破。

「早く出せーーー!」と言わんばかりに、助手席から運転席の私の顔を目がけて、思い切り手を伸ばして引っ掻き、叩きにかかってきたのです。

「あ、今日は本当にヤバいレベルだ……」

そう直感したものの、進むしかないため公道へ。 信号待ちで止まるたびに、激しい他害が飛んできますす。

普段の車内での他害なら、まだ左手1本で抑えられる軽めのレベルが多いのですが、この日は違いました 。 もん太の他害にはいくつかの「段階(レベル)」があります。

  1. レベル軽: 少し手が出てくるが、こちらの左手で抑えられる
  2. レベル強: 身を乗り出して、覆いかぶさるように思いっきり叩いてくる
  3. 最悪レベル(今回): 体を乗り出して両手で同時に襲いかかってくる

今回は、最悪レベルの「両手攻撃」でした。 運転中の私には、ハンドル保持のために手が必要です。残る左手1本では、もん太の両手の猛攻をとても抑えきれません。

さらに最悪なことに、曲がりながら下っていく坂道のカーブに差し掛かったとき、激しい他害のせいでハンドル操作が極めて危うくなりました。

後ろから見たら完全に蛇行運転をしていたと思います。 対向車にぶつかるか、ガードレールに激突するか、本当に「あ、もう事故った」と覚悟した、ギリギリの瞬間が何度もあリました。

このまま走り続けるのは絶対に不可能だと判断し、近所の飲食店の駐車場に急遽、車を滑り込ませました。 ハザードを点けて停車し、もん太のシートベルトを締め直して、少しだけ落ち着くのを待ってから、なんとか命からがら帰宅することができました。


3. 顔に残った傷と、職場での「前向きな開き直り」

この壮絶なバトルの結果、私の顔には痛々しい傷が残ってしまいました。

特に鼻の横あたりに、かなり目立つ、どうにも隠しようがない大きめの傷ができてしまったのです。誰得か分かりませんが、写真をご覧ください(笑)

今は8月下旬。この酷暑の中、傷を隠すためにマスクをして出勤するか真剣に悩みました。 しかし、暑い時期に普段マスクをしない私が急にマスクをすると逆に詮索されそうですし、暑くてめんどくさいので「もうマスクはせず、隠さないで行こう!」と決めました。

私の職場は所属が長いこともあり、周りの方々はある程度、我が家の事情を察してくれています。幸い、これまでも顔の傷についてまじまじと見られたり突っ込まれたりしたことはありません(気を遣ってあえて触れないでいてくれているのだと思います)。

もし、新しく入った職員の方などに「その傷、どうしたんですか?」と聞かれたら、むしろ「実は家で子どもが……」と、我が家の療育の現状や他害の大変さを知ってもらう・理解してもらうチャンスだと捉えることにしました。

前向きなのか、単なる開き直りなのか分かりませんが(笑)、隠さずに堂々と行くことにします!


4. 【猛省】発信している本人が、一番油断していた

今回、本当に事故寸前の恐怖を味わって、激しく反省したことがあります。

私は以前、ブログで「他害への防御策をしっかりしましょう!」という記事を偉そうに書きました。 それなのに、私自身が一番、油断して、防具を怠っていたのです。

暑さ対策のクールビズだからと、仕事着は「半袖」。 お迎えのわずか20分弱という短い時間だからと、腕も手も完全に無防備(露出状態)でした。

実は、自宅には万が一のための「他害対策用の手袋」が複数ストックしてありました。 しかし、この日はそれを車の中に常備していなかったのです。 さすがに仕事中にずっと手袋をしたまま過ごすわけにはいきませんが、車に置いておけば、お迎えに行く直前にサッと装着できたはずです。

「これくらいなら大丈夫だろう」という少しの油断が、今回の「命に関わる事故寸前」の事態を招いてしまいました。


5. これから徹底する「夏の他害防御アクション」

今回の猛省を経て、私は以下の対策を即座に導入・徹底することに決めました。

① 車内に「手袋」を常備する

お迎えに行く際、車に乗ったら必ず手袋をはめることをルーティン化します。「手」さえしっかりガードできていれば、掴みかかられても傷を最小限に抑えられますし、顔への攻撃をガードすることも可能になります。

② 長袖ワイシャツを常時着用

いくら夏が暑いからといって、無防備な半袖でもん太と対峙するのは非常に危険だと痛感しました。
そこで、ポロシャツはやめて、長袖のワイシャツを着用し、仕事中は腕まくりをして過ごす。そして、お迎えに行く時に袖をしっかりと下ろして長袖モードに戻す。

仕事のしやすさや、その場の快適さよりも、「自分ともん太の命を守るための防御」を最優先にしようと決意しました。


6. おわりに:他害に悩むパパママへ

強度行動障害や他害があるお子さんとのドライブは、本当に一瞬の油断が命取りになるかと思います。

今回はたまたま運良く大事故になりませんでしたが、一歩間違えれば、私だけでなく、もん太、そして対向車の方の命まで奪っていたかもしれません。

「いつもは大丈夫だから」「たった20分の距離だから」

その油断が一番危険です。他害に立ち向かうためには、まずは親自身の身の安全を守る「防具(長袖、手袋)」を整えることが、結果的に子どもを守ることにもつながります。

まだまだ暑い日が続きますが、皆さんもぜひ、今一度ご自身の「防御体制」を見整えてみてください。 一緒に、安全第一でこの過酷な夏を乗り切っていきましょう!


コメント

タイトルとURLをコピーしました