職場の優しい気遣いと、イライラを消し去った息子の「絵カードツンツン」

家計

皆さん、毎日「ご機嫌」に過ごせていますか? 仕事に家事、そして日々の療育……。現代パパ・ママのやるべきことは本当に多くて、疲れがたまると心に余裕がなくなってしまいますよね。

前回の記事では、事業所へのお迎えの車内で起きた激しい他害と、私の防御の甘さについてお話ししました。顔に少し大きめの傷ができてしまい、心も体もちょっぴりダメージを負った状態のまま、他害の翌日の朝を迎えました。

今回は、そんなハードな他害の翌日に起きた、職場の同僚たちの温かい気遣い、そして家庭でのイライラを一瞬で吹き飛ばしてくれた、もん太の愛らしくも必死な「アピール」についてお話しします。

今まさに「他害に悩んで心が折れそう」「イライラが止まらない」と感じているパパやママの心が、少しでも軽くなるきっかけになれば嬉しいです。


顔の傷を隠さずに出勤した結果……職場の「思いやり」に感謝

顔に目立つ傷ができてしまった他害の翌朝。私は特にマスクなどで隠すこともせず、そのまま会社に出勤しました。

「傷について、いろいろ突っ込まれたらどう説明しようかな……」と少し身構えていたのですが、そこには想像以上の温かい対応が待っていました。

同僚たちの「あえて触れない」空気の読める気遣い

なんと、私の同じ部署にいる職場の人たちは、誰一人としてこの大きめの顔の傷に突っ込んでこなかったのです。

最初は「見落としているのかな?」とも思いましたが、かなり大きい傷なので、そんなはずはありません。おそらく、日頃から上司などを通じて私の家庭状況や、もん太の療育・他害についてしっかりお話しして共有していたため、同僚の皆さんも状況を察して、あえて触れずに見守るという「思いやり」を見せてくれたのだと思います。

抑えるべきポイントにしっかりと事情を伝えておくことの大切さと、それを踏まえて自然な気遣いをしてくれる部署の皆さんの優しさに、本当に感謝しました。

久しぶりに会った人からのストレートな問いかけ

一方で、久しぶりに会った他部署の方や、たまたまお会いした方は、顔を合わせるなり「えっ!その傷どうしたの!?」と驚いて聞いてくれました。

もちろん、怪我をした人間に対する反応としてはこれが「正常な反応」ですよね(笑)。

でも、この二種類の反応を経験したことで、私は「あ、やっぱりうちの職場の人は、あえてスルーしてくれているんだな」と同僚の優しさを感じました(笑)


挨拶代わりに叩いてくるもん太。イライラが募る朝の悪循環

職場での温かいサポートを実感して心が軽くなったものの、家庭内では相変わらずのハードな日々が続いていました。

他害を受けた翌日の朝、もん太はまたしても朝から若干荒れ模様だったのです。

挨拶代わりに叩いてくるもん太と、募る私のイライラ

私と目が合うやいなや、まるで挨拶代わりであるかのように、すぐ私を叩いてくるもん太、、、

さすがに連日叩かれそうになると、私だって人間ですので、心の中でイライラが募ってきます。 叩かれないように、もん太の脇のあたりに手を伸ばしてグッと押し返し、物理的に距離を取りながら他害を防ぐものの、空気はどんどん険悪に……。

もん太が散歩に行きたいというので、私が一緒に行っても、叩かれそうになる私と、思い通りにいかなくて荒れるもん太、、、
もん太もイライラしているのかすぐに散歩をやめたがり、お互いにフラストレーションを溜めたまま家に戻ってきました。

険悪な空気を切り替えるための「15分間の離脱」

このまま二人でいても悪循環に陥るだけだと判断した私は、いったん妻に面倒を見てもらうようお願いをして、もん太から15分ほど物理的に距離を取ることにしました。

少し頭を冷やし、自分の気持ちを落ち着かせるための、私なりの「メンタル維持術」です。

しばらくしてリビングに戻ると、もん太が嬉しそうに駆け寄ってきて散歩のカードを指さしながら 「お父さん、散歩行くよ!」と訴えてきました。

しかし、私の心にはまだ朝のイライラが完全に消えておらず、少し冷たく「もうお父さん、出かける準備をしないといけないからダメだよ」と断ってしまいました。


イライラを吹き飛ばした、もん太の「ツンツンアピール」

ただ、その日は断られても、もん太はどうしてもお父さんと一緒に散歩に行きたかったようです。ここで、もん太なりの必死なアピールが始まりました。

拒絶されても諦めない!スケジュール表の前で起きた奇跡

我が家では、もん太が自分のやりたい行動をスムーズに選んで伝えられるよう、絵カードを使った「スケジュール表」を用意しています。

もん太はスケジュール表の前に進むと、真剣そのものの表情で「散歩カード」を人差し指で

「ツンツンツンツンツンツン……!」

と、何回も、何回も、もの指さしてきました。

その「ツンツン……!」と真剣に叩き続ける健気な姿を見ていたら、なんだか力が抜けてきて、私の心の中にあったイライラやトゲトゲした気持ちが、一気に「スーッ」と抜けていきました(笑)

「僕、これがしたいの!なんで聞いてくれないの?」という、言葉はなくても、そう全力で訴えかけてくるもん太を見て、私の心は立ち直り(?)ました。


他害は「嫌がらせ」じゃない。子供の不器用な訴えに気づいた瞬間

今回の「ツンツン事件」は、私にとって非常に大切なことを思い出させてくれる出来事になりました。

もん太が朝から暴れたり叩いてきたりしたのは、決して私のことが嫌いだからでも、親に意地悪をしたくてやっているわけでもありません。

叩くことしか知らなかった、もん太の本当の気持ち

もん太にとって、他害や荒れは「自分の気持ちをうまく伝えるためのアピール方法」だったのだと捉えるようにしています。

  • 「お父さんと外に出たい!」という強い気持ちを言葉にできないもどかしさ
  • 彼が知っているアピール手段が、「叩くこと」か、この「カードをツンツンすること」しかなかったこと

そう考えると、朝のイライラは一気に消え去り、愛おしさへと変わりました。(若干ですが)

怒りという感情は、そう長くは続きません。どんなに他害が激しくても、子どもは決して親を嫌って暴れているわけではない。その本質を忘れず、どこかでフッと気持ちを切り替えることが、療育ライフを乗り切るためには一番大切なのだと、もん太に改めて教えてもらいました。


最後に:メンタルの波を乗り越えながら、一歩ずつ進んでいきましょう

最近の私は、もん太の睡眠障害の影響もあり、朝4時頃には起床せざるを得ないというボロボロな日々が続いています。朝活も思うようにできません。

睡眠不足でメンタルの浮き沈みも激しいですが、それでもこうしてブログを書く元気だけはしっかり残っています!というか、嫌なことがあったら「ブログのネタにしよう!」と捉えるようにしています。

これからも、我が家の日常の「リアルな浮き沈み」や、日々の「他害防御の教訓」などを皆さんに向けて発信していきます。

完璧なパパ・ママである必要なんてありません。 時にはイライラし、時には子どもの健気な姿にこん負けして笑いながら、みんなで一緒に「少しでも良い療育ライフ」を歩んでいきましょうね。

今日も最後までお読みいただき、本当にありがとうございました! また次回の記事でお会いしましょう!

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