今回は、我が家で先日あった「福祉サービス(事業所さん)が日中に利用できない雨の土曜日」のエピソードをお話ししたいと思います。
いつも当たり前のように使わせていただいている事業所さんのありがたみを、身に染みて実感した1日となりました。
雨の土曜日、福祉サービスが使えない我が家の混沌
我が家では普段、平日は学校が終わったあとに放課後等デイサービスを利用し、土日も「日中一時支援」の支給決定をいただいているため、朝9時から午後2時頃まで事業所さんにお世話になっています。
この放デイや日中一時支援の数時間があるおかげで、長男のぽん太とじっくり過ごす時間を作ったり、溜まった家事を夫婦で片付けたりと、心と生活にゆとりを持つことができています。
ところが先週の土曜日は、日中利用している事業所さんの人員体制が整わず日中の利用ができませんでした。そのため、朝から夕方5時頃まで、ずっと家でもん太と過ごさなければならない状況になったのです。(夕方の預かりをお願いしている別の施設は利用可能でした)
さらに運の悪いことに、その日は朝からあいにくの土砂降りでした。
普段であれば「お散歩に行く」という選択肢もあるのですが、雨では外歩きもできません。家の中でできることといえば、物を並べるか、YouTubeを見るか、ドライブに行くかという極めて限られた選択肢のみとなってしまいました。
YouTubeを見るといっても、もん太の場合は15分くらいの動画をじっと集中して見るわけではありません。30秒から1〜2分程度の短い動画を次々と切り替えて見ていきます。
動物のフィギュアを英語の発声とともに水にポチャンと落とす動画や、おもちゃの包丁で果物を切る動画、手遊び歌などをパラパラとめくりながら見るスタイルなので、気持ちが落ち着いて1つのことに集中できるわけではないのが苦しいところです。
家の中は限界寸前!東西に分かれた実家避難作戦
さらに大変だったのが、もん太のこだわりの行動です。
午前中、私と長男のぽん太が和室で一緒にけん玉をして遊んでいたのですが、もん太は自分のスペースからぽん太や私を追い出そうとしたり、かと思えば強引に入ってきて私の手を引っ張り、お父さんとお母さんを独り占めしようとしたり……。
どうにも収まりがつかず、このまま家の中で1日過ごすのは限界だと判断しました。
そこで午後からは、妻が長男のぽん太を連れて妻の実家へ、私が次男のもん太を連れて私の実家へ行くという「二手に分かれる作戦」をとることにしたのです。
しかし、私の実家に行ってもできることは限られます。普段なら、散歩に連れ出してくれたりするのですが、雨では散歩も行けません。
そんな状況はおかまいなしに、もん太からは「ドライブに行きたい!」という要求が5分おきぐらいできます。
すべての要求に付き合っていては切りがないため、「1回30分弱のドライブに行って、戻ったら30分〜40分は家で過ごす」というルールで繰り返し対応しました。私の両親も1回ドライブに連れ出してくれたおかげで、なんとか夕方まで乗り切ることができました。
「当たり前」ではない福祉の存在と、昔の壮絶な記憶
今回の件を通じてつくづく感じたのは、普段利用させていただいている福祉サービスや事業所さんの存在が、どれほど我が家を支えてくれているかということです。
定期的に利用していると、どうしても「預かってもらって当たり前」という感覚になりがちです。使えない日があると、つい「えっ、今日は使えないの?」なんて思ってしまうこともありますが、午後2時まで預かっていただけるだけで、親の精神的なゆとりはまったく違います。
ふと振り返ってみると、我が家で土・日曜日に日中一時支援を使えるようになったのは、もん太が保育園の年中さん頃になってからのことでした。
それまでは休日もずっと家で過ごしており、放課後等の支援もありませんでした。思い返すと本当に恐ろしい毎日だったなと感じます。
当時のもん太は自傷行為がひどく、自分の気に入らないことがあると床に頭をガンガンと打ち付け、顔が青黒くなってしまうほどでした。あの過酷な日々をどうやって夫婦で乗り越えてきたのか、今となっては思い出せないほど必死だったのだなぁと思います。(遠い目、、、)
もし今、福祉サービスや事業所さんのサポートがなかったら、我が家は間違いなく精神的にも限界を迎え、家庭崩壊につながっていたと感じています。
まとめ:親だけで抱え込まず、感謝の気持ちで福祉を頼ろう
障がいのあるお子さんの子育てや療育は、親や家庭の力だけで乗り切ろうとしても絶対に無理があります。
日頃から事業所さんや福祉の制度に助けられていることに感謝の気持ちを持ちつつ、頼れるところはしっかりと頼っていくことが、家族みんなが笑顔で過ごすために不可欠だと改めて実感しました。
皆さんも日々大変なことが多いと思いますが、どうぞ一人で抱え込まず、周囲のサポートを遠慮なく頼ってくださいね。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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